2026年度 北嶺 算数(4)

2026年度 北嶺中学校 算数 分析と解説 (大問5)

◎大問5

例年は大問3にあった、「長文をよく読み、情報を整理して解く」問題が、大問5になりました。

2027年度以降もこの傾向が続くかどうかは断定できませんが、大問ごとの性質を見極めてから取り組む必要がありそうです。

 

(1)

以下の表では、ひっくり返す砂時計を赤字で示しています。

A B
開始時(①) 残り4分 残り7分
4分後(②) 残り0分→4分 残り3分
7分後(③) 残り1分→3分 残り0分
10分後 残り0分 残り0分

以上より、Aの砂が落ちきるのは10分後です。

\(\underline{\rm{答. 10分後}}\)

 

(2)

Bの7分をできるだけ長く使うことで、計る時間を長くすることができます。

②は4分後に必ず行う必要がありますが、ここで(1)とは異なりBのみ、あるいはAとBをひっくり返すことで、次の操作を8分後に伸ばすことができます。これは、Bの砂時計の時間が半分を過ぎているためです。

下の表では、②でBのみをひっくり返した場合を示しています。

A B
開始時(①) 残り4分 残り7分
4分後(②) 残り0分 残り3分→4分
8分後(③) 残り0分 残り0分

8分後にBが落ちきるので、ここで3回目の操作を行います。

このとき、Bのみをひっくり返すことで、さらに7分の時間を計ることができます。

したがって、計ることのできる一番長い時間は8+7=15分間です。

\(\underline{\rm{答. 15分間}}\)

 

 

(3)

Cの計ることができる時間を□分として、表を作っていきます。問題文より、Cは10分以上計ることができるので、□は10以上の数になります。

A B C
開始時(①) 残り0分 残り7分 残り□分
7分後(②) 残り0分→4分 残り0分 残り(□-7)分→7分
11分後(③) 残り0分 残り0分→7分 残り3分→(□-3)分
18分後(④) 残り0分 残り0分→7分 残り(□-10)分
25分後 残り0分 残り0分 残り(□-17)分

①でBとCをひっくり返しているので、はじめに砂が落ちきるのは7分後のBになります。

7分後の②でAとCをひっくり返すので、Aの残り時間は4分、Cの残り時間は7分です。先に砂が落ちきるのは11分後のAで、このときCの残り時間は3分になります。

11分後の③でBとCをひっくり返すので、Bの残り時間は7分、Cの残り時間は(□-3)分です。Cは10分以上計ることができるため、先に砂が落ちきるのは18分後のBで、このときCの残り時間は(□-10)分になります。

18分後の④でBをひっくり返すので、Bの残り時間は7分、Cの残り時間は(□-10)分です。BとCの砂が同時に落ちきるため、このときのCの残り時間は7分であることがわかります。

したがって、□=10+7=17より、Cの計ることができる時間は17分間です。

\(\underline{\rm{答. 17分間}}\)

 

(4)

Cをひっくり返す回数から考えていきます。

(1)

Cを2回ひっくり返した場合

②と③の組み合わせは、②(A,C)③(A,C)か、②(B,C)③(B,C)のどちらかになります。次の表は、それぞれについて表したものです。

②(A,C)③(A,C) A B C
開始時(①) 残り0分 残り7分 残り17分
7分後(②) 残り0分→4分 残り0分 残り10分→7分
11分後(③) 残り0分→4分 残り0分 残り3分→14分
15分後(④) 残り0分 残り0分→7分 残り10分
22分後 残り0分 残り0分 残り3分
②(B,C)③(B,C) A B C
開始時(①) 残り0分 残り7分 残り17分
7分後(②) 残り0分 残り0分→7分 残り10分→7分
14分後(③) 残り0分 残り0分→7分 残り0分→17分
21分後(④) 残り0分 残り0分→7分 残り10分
28分後 残り0分 残り0分 残り3分

 

(ii) Cを1回ひっくり返した場合

②と③の組み合わせは、②(A,B)③(B,C)か、②(A,C)③(A,B)のどちらかになります。次の表は、それぞれについて表したものです。

②(A,B)③(B,C) A B C
開始時(①) 残り0分 残り7分 残り17分
7分後(②) 残り0分→4分 残り0分→7分 残り10分
11分後(③) 残り0分 残り3分→4分 残り6分→11分
15分後(④) 残り0分 残り0分→7分 残り7分
22分後 残り0分 残り0分 残り0分
②(A,C)③(A,B) A B C
開始時(①) 残り0分 残り7分 残り17分
7分後(②) 残り0分→4分 残り0分 残り10分→7分
11分後(③) 残り0分→4分 残り0分→7分 残り3分
14分後(④) 残り1分 残り4分→3分 残り0分
15分後 残り0分 残り2分 残り0分

以上より、②(A,B)③(B,C)のとき、BとCの砂が同時に落ちきることになります。

\(\underline{\rm{答. 2回目、AとB、22分後}}\)

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